(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
uniqid — 一意な ID を生成する
マイクロ秒単位の現在時刻にもとづいた、接頭辞つきの一意な ID を取得します。
この関数が生成する値は、暗号学的にセキュアではありません。そのため、これを暗号や、戻り値を推測できないことが必須の値として使っては いけません。
暗号学的にセキュアな乱数が必要な場合は、Random\Randomizer を Random\Engine\Secure と一緒に使いましょう。簡単なユースケースの場合、random_int() と random_bytes() 関数が、オペレーティングシステムの CSPRNG を使った、 便利で安全な API を提供します。
この関数は、戻り値の一意性を保証するものではありません。 ほとんどのシステムは、NTP などでシステムクロックを調整するので、 システム時刻は絶えず変更されます。 したがって、この関数がプロセス/スレッドの一意の ID を返さない可能性があります。 一意性を高めるには、more_entropy
を使用してください。
タイムスタンプにもとづいた一意な識別子を文字列で返します。
この関数は一意な識別子を作成しようとしますが、 戻り値の一意性を完全に保証するものではありません。
例1 uniqid() の例
<?php
printf("uniqid(): %s\r\n", uniqid());
printf("uniqid('php_'): %s\r\n", uniqid('php_'));
printf("uniqid('', true): %s\r\n", uniqid('', true));
?>
注意:
Cygwin でこの関数を動作させるには、
more_entropy
をtrue
にする必要があります。