実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

Intl 設定オプション
名前デフォルト変更可能変更履歴
intl.default_locale INI_ALL 
intl.error_level0INI_ALL 
intl.use_exceptions0INI_ALLPECL 3.0.0a1 以降で使用可能。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

intl.default_localestring

何も指定しなかった (引数を省略したり NULL を渡したりした) 場合に intl 関数が使うロケール。 これは ICU のロケールであり、システムのロケールではありません。 組み込みの ICU ロケールとそのデータは、 » https://icu4c-demos.unicode.org/icu-bin/locexp で確認できます。

デフォルト値は空文字列で、これは ICU のデフォルトロケールを意味します。 いったん設定したら、ini の設定でこのデフォルト値に戻すことはできません。 このデフォルトに依存することはおすすめしません。その値がサーバーの環境に依存するからです。

intl.error_levelint

ICU 関数でエラーが発生したときに生成されるエラーメッセージのタイプ。 これは PHP のエラーレベル、 すなわち E_WARNING などになります。 0 を設定すれば、エラーメッセージを抑制できます。 この設定は、エラーを表す戻り値や intl_get_error_code() が返す値、 そしてエラーコードやエラーメッセージを取得するクラスメソッドなどには影響しません。

デフォルト値は 0 です。

intl.use_exceptionsint

true にすると、intl 関数でエラーが発生したときに例外を発生させます。 この例外は、IntlException 型になります。 intl.error_level によるエラーメッセージと組み合わせて使うことになるでしょう。

デフォルト値は false です。

To Top