(PECL memcached >= 2.0.0)
Memcached::deleteMultiByKey — 指定したサーバーから複数のアイテムを削除する
Memcached::deleteMultiByKey() は機能的に Memcached::deleteMulti() と同等です。しかし、自由形式の server_key
を使用して、 key
を特定のサーバーに関連付けることができます。
server_key
値を格納したりデータを取得したりするサーバーを表すキー。 アイテムの実際のキーをハッシュするかわりにサーバーのキーをハッシュして、どの memcached サーバーとやりとりするのか選びます。 これで、関連するアイテムを一つのサーバーにまとめられるようになり、マルチ操作の効率が上がります。
keys
削除したいキー。
time
サーバーがアイテムを削除するまでの待ち時間。
注意: memcached 1.3.0 (2009年リリース) 以降は、 この機能はサポートされなくなりました。 ゼロでない
time
を渡すと、 削除は失敗します。 Memcached::getResultCode() はMEMCACHED_INVALID_ARGUMENTS
を返します。
keys
をキーとした配列を返します。 それぞれの要素には、 対応するキーが削除された場合に true
が入ります。 対応するキーの削除が失敗した場合、 定数 Memcached::RES_*
のうちの一つが入ります。
Memcached::getResultCode() は、 最後に行われた削除操作の結果コードを返します。 つまり、keys
の最後の要素に対する削除操作の結果を返します。