WinCache 統計スクリプト

WinCache のインストールパッケージには wincache.php という PHP スクリプトが含まれています。 これを使えば、キャッシュ情報や統計情報を取得することができます。

WinCache 拡張モジュールのインストールを Microsoft Web Platform Installer で行った場合は、このスクリプトの場所は %SystemDrive%\Program Files\IIS\Windows Cache for PHP\ となります。64 ビット版の Windows サーバー OS の場合は %SystemDrive%\Program Files (x86)\IIS\Windows Cache for PHP です。拡張モジュールを手動でインストールした場合は、 インストールパッケージを展開した場所と同じフォルダに wincache.php があります。

wincache.php を使うには、 ウェブサイトのルートフォルダあるいはその配下のサブフォルダにこのファイルをコピーします。 スクリプトを保護するために、このファイルをテキストエディタで開いて、定数 USERNAMEPASSWORD の値を変更しましょう。サーバー上で何らかの IIS 認証を有効にしている場合は、 コメントに書かれている指示に従います。

例1 wincache.php 用の認証設定

<?php

define('USE_AUTHENTICATION', 1);
define('USERNAME', 'wincache');
define('PASSWORD', 'wincache');


$user_allowed = array('DOMAIN\user1', 'DOMAIN\user2', 'DOMAIN\user3');





?>

注意: 組み込みの認証あるいはサーバーの認証機構を使って、常に wincache.php スクリプトを保護するようにしましょう。 このスクリプトを保護せずに放置しておくと、アプリケーションやウェブサーバーを危険にさらすことになってしまいます。

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